アンカリング効果|利用する際には二重価格に注意


提示された情報(数字など)が印象に残って、

それが基準点(アンカー)となり、判断が基準点に縛られてしまうことを、

アンカリング効果といいます。

 


マーケティングにおけるアンカリング効果

 

値引きや、他社との比較などで多く使われていて、

デパートやスーパーのタイムセールなどでもよく見かけます。

例えば、同じ商品で、

価格が以下の3パターンで表記されていた場合、

どれが一番お得だと感じますか。

  • パターンA:特別価格:2,480円でご提供
  • パターンB:店頭価格:3,980円を、特別価格:2,480円でご提供
  • パターンC:定価:5,980円を、特別価格:2,480円でご提供

どれも提供価格は2,480円なのですが、

パターンAに比べてパターンBやCのほうが、お得だと感じると思います。

さらに、パターンBとパターンCを比較すると、

元々の価格が高い分パターンCのほうがお得に感じます。

 

これとは逆に値上げをする場合は、

値上げ前の価格が基準点となってしまい、

最初から値上げ後の価格を提示されるより、マイナスの方向に効果が出ます。

 

面白いのは、基準点(アンカー)が、

その後に出た情報との関連性がまったくなくても、

判断に影響を及ぼすところです。

 

例えば、3人の被験者にそれぞれ、

100、1000、10000、と書かれた3つの紙のうち1つを渡し、

同じボールペンの値段を予想してもらったところ、

被験者が渡された紙の数字が基準点(アンカー)となって、

これに近い金額を予想するようになるようです。

 

また、アンカリング効果を狙って価格の表示に使う場合は、

二重価格表示にならないよう注意が必要です。

 

※二重価格表示について、詳しくは消費者庁のホームページをご覧ください。

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